ころんと可愛いナス、山科なす

最近では伝統野菜が注目を浴びていますが、その中でも珍しい「山科なす」をご紹介します。

 

山科なすとは、京都・山科の名産品です。

一般的ななすとは違い、長さが短くころんとした形をしています。

 

皮が柔らかくて傷つきやすいので、あまり一般的には流通していません。

京都近辺でしか食べられないものだと思います。

 

京都のなすと言えば賀茂なすが有名ですが、賀茂なすは真ん丸。

山科なすは、もう少し小ぶりで、卵型のようなムーミンの顔のような形がとても可愛いのです。

 

賀茂なすはしっかりとした歯ごたえと大きさなので、田楽にして食べるのが一番美味しいのですが、山科なすはどのような調理法でも魅力を出せるなすなのです。

 

味ももちろんとても美味しいです。

一般的ななすよりも皮が薄くて柔らかいので、皮ごと調理しても気になりません。

 

水分がとても多くてみずみずしい食感です。

浅漬けなどがおすすめの食べ方です。

 

独特な風味がありますが、焼きなすにすると、とろけそうな食感がたまりません!

煮物もとても美味しいです。

煮すぎると溶けてしまうので、注意が必要です。

 

もう一つのおすすめの食べ方が、お吸い物に入れることです。

お味噌汁になすを入れるご家庭も多いかと思いますが、お吸い物にも合うんですよ。

 

お豆腐、油揚げなどシンプルな具と一緒に、四角く切った山科なすを入れたお吸い物にすると、おつゆをしっかりと吸ってとろとろ甘い山科なすを味わうことができます。

 

見た目も可愛くていろんな食べ方を楽しめる山科なす、珍しいなすですがオススメです!